安達建築設計事務所
株式会社 すまいるcute.
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塔の家r

2013年 04月 14日 (日)

塔の家
週末を利用して東京に行った時、青山にある「東孝光」設計の『塔の家』を見に行ってきました。
これは、昭和41年に建てられた建築家の自邸で狭小住宅としては、もっとも有名で当時衝撃を与えた住宅でした。
自分も昔(20代の頃)その建物をみて少なからず影響を受けました。
地上5階、地下一階で 玄関を除けば、トイレも浴室も含め扉が一切なく、間仕切りもない。
吹き抜けで開放的な空間設計が狭さを感じさせず、安藤忠雄の出世作『住吉の長屋』と対峙する住宅建築だと思います。
今は、車はあるが、しばらく乗られた形跡もなく、住んでもないようでした。
たしかに、もうお爺さんになっている 東孝光さんにとっても 階段室のような住宅での生活は もう限界なのだと思います。
当時の写真をみるとまわりにはあまり建物がたっていないのだけど、今は高層建築の中に埋没してしまって塔の家・・・とは言えない感じも。

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